痛風に悩まされる2024/07/28 16:56

初めて痛風を経験したのは四半世紀以上昔、60歳前でまだ宮仕えをしていたころ。右足母指が痛くなり歩きにくくなった。このときは、症状も軽く病院で薬を処方してもらい、比較的短時日に快癒したと記憶する。

これが、85歳になって再発した。数ヶ月前から、何とはなし右足母指に違和感があり、6月初め内科定期検診の際、医師にそれを告げたのだが、腫れも母指の色も変化がない、尿酸値も基準値の上限ではあるが、基準値内なので様子を見ましょうとなり何もしなかった。

ところが、6月下旬に入り、突然痛みが酷くなり、病院に駆け込んだ。痛風と言われ、薬を3種10日分処方された。それを飲んでいるうち次第に痛みも弱まり、生活に困ることはなくなった。

7月の内科定期検診では、「肉や魚を食べ過ぎたということはないでしょうね」と言われたが、そもそも小食で、間食は一切しない身には全く覚えが無いと応えた。

尿酸値を下げる薬と、痛み止めを平常の内科処方薬に加えて処方してもらったが、痛いときに飲めと言われていた痛み止め薬がなくなった7月下旬にまたまた、激痛が起きた。今度は左足母指である。

夜中に疼いて寝られず、家の中を足を引きずって歩く様になり、週2回のジム通いも止め、気分転換に付き合っていたカミさんの買い物のお供も止め、またまた家に籠る生活になった。

カミさんが薬手帳を調べ、6月に処方された痛風関連薬3種のうち、炎症防止の薬が抜けていることに気づきその所為ではないかという。ともあれ、痛みが一向に引かないので、またまた病院に駆け込んだ。

これまでは、病院へは、片道約2千数百歩を往復歩いていたが、今回は痛くて歩くことが出来ずタクシーで往復した。

今回診てくれた医師も、多分、炎症防止薬がなかった所為でしょうと言い、改めて薬を処方してくれた。

それを飲み始めて、ジム通い、散歩、外出、そしてわずか1合の晩酌も止めて1週間、ようやく、夜中に疼いて寝られないほどの痛みは薄らいできた。

ジムや散歩を再開出来るほどの回復はしてないが、それが近いなと期待する。カミさんの、薬手帳確認と推測に助けられたようである。