老後生活 ― 2024/05/26 15:58
85歳になった。父の享年と同じである。
父は、晩年、認知症が進み、熱狂的ファンであるジャイアンツの最初から点差を付けられている試合をテレビで見ながら、「あれ、いつ逆転されたんだ!?」とつぶやくようになっていた。吾輩はそのような認知症の気配は、まだない(と思っている)。
ここまで生きて来られたことは、喜ぶべきこととは思う。静かな老後生活を楽しめる状況にあるというべきでもあろう。だが、なにかしっくりしない気分が抜けない。悠々自適という言葉があるが、とてもそんな生活ではない。
2020年に始まったコロナ禍以降、外出が極端に減り、家にこもるばかりの生活で、博物館・美術館通い、友人との会合・会食、旅行等が出来なくなった。コロナ禍が一段落した現在(2024年)も、そのような外出活動は殆ど回復していない。
現在の日常活動は、eメール交換、パソコンゲーム、インターネット外国語学習、週2回のジム通い、そして、気が向いたときの散歩、散歩しないときのストレッチ体操である。
この中で、一番時間を消費しているのは、パソコンゲームである。パソコンの基本ソフトに付属のトランプ一人遊びゲーム5種を毎日欠かさずやる。中でも、フリーセルなるゲームは、暇があれば直ぐ手を出してしまう。その他にも、新聞に掲載される、「数独」ゲームを週3回はやる。
次いで時間消費の多いのはインターネット外国語講習(英語)である。これも、毎日欠かさずやってる。1日3時間以上やらないと評価レベルとランキングを落とされる。
加えて、週2回のジム通い。高齢化に加えコロナ禍で体を動かすことが激減したためか、足腰の衰えが目立っており、今や必須の活動と肝に銘じ休まないように努力している。
ジム通いのない日で雨の降らない日は、気が向くと、家の近所を散策するが、40分程度、約5千歩を歩くのが精一杯である。散歩しない日は、やはり40分程度のストレッチ体操を家の中でする。
パソコンに向かっている時間の多い毎日、気分転換を図る目的で、毎日かみさんの買い物に付き合っている。往復1~2千歩程度で、運動にはならないが、椅子を離れる活動として、続けている。
これが、日常活動である。
若い頃のように、時間や、体力を気にせず活動する元気はないが、時間を気にせず楽しくやれる趣味のようなものがないこと、そして、あまり人と会話する機会が少ないことが、現在の生活に何かしっくりしないものを感じる理由であろう。
学生時代からの親友が、多発性骨髄腫なる難病と戦っているが、杖をつき、普通に歩くことも難しい生活ながら、川柳をものし、読書に耽り、晩酌を楽しむ静かな生活を続けているのが、何とも羨ましく感じる。
たまにする友人との会食・会合、カミさんとの会話を大切にし、更に新たな趣味の探索に努めたい。
父は、晩年、認知症が進み、熱狂的ファンであるジャイアンツの最初から点差を付けられている試合をテレビで見ながら、「あれ、いつ逆転されたんだ!?」とつぶやくようになっていた。吾輩はそのような認知症の気配は、まだない(と思っている)。
ここまで生きて来られたことは、喜ぶべきこととは思う。静かな老後生活を楽しめる状況にあるというべきでもあろう。だが、なにかしっくりしない気分が抜けない。悠々自適という言葉があるが、とてもそんな生活ではない。
2020年に始まったコロナ禍以降、外出が極端に減り、家にこもるばかりの生活で、博物館・美術館通い、友人との会合・会食、旅行等が出来なくなった。コロナ禍が一段落した現在(2024年)も、そのような外出活動は殆ど回復していない。
現在の日常活動は、eメール交換、パソコンゲーム、インターネット外国語学習、週2回のジム通い、そして、気が向いたときの散歩、散歩しないときのストレッチ体操である。
この中で、一番時間を消費しているのは、パソコンゲームである。パソコンの基本ソフトに付属のトランプ一人遊びゲーム5種を毎日欠かさずやる。中でも、フリーセルなるゲームは、暇があれば直ぐ手を出してしまう。その他にも、新聞に掲載される、「数独」ゲームを週3回はやる。
次いで時間消費の多いのはインターネット外国語講習(英語)である。これも、毎日欠かさずやってる。1日3時間以上やらないと評価レベルとランキングを落とされる。
加えて、週2回のジム通い。高齢化に加えコロナ禍で体を動かすことが激減したためか、足腰の衰えが目立っており、今や必須の活動と肝に銘じ休まないように努力している。
ジム通いのない日で雨の降らない日は、気が向くと、家の近所を散策するが、40分程度、約5千歩を歩くのが精一杯である。散歩しない日は、やはり40分程度のストレッチ体操を家の中でする。
パソコンに向かっている時間の多い毎日、気分転換を図る目的で、毎日かみさんの買い物に付き合っている。往復1~2千歩程度で、運動にはならないが、椅子を離れる活動として、続けている。
これが、日常活動である。
若い頃のように、時間や、体力を気にせず活動する元気はないが、時間を気にせず楽しくやれる趣味のようなものがないこと、そして、あまり人と会話する機会が少ないことが、現在の生活に何かしっくりしないものを感じる理由であろう。
学生時代からの親友が、多発性骨髄腫なる難病と戦っているが、杖をつき、普通に歩くことも難しい生活ながら、川柳をものし、読書に耽り、晩酌を楽しむ静かな生活を続けているのが、何とも羨ましく感じる。
たまにする友人との会食・会合、カミさんとの会話を大切にし、更に新たな趣味の探索に努めたい。
最近のコメント