親友が入院した2023/02/21 13:15

大学1年から付き合い始めて、親交64年になる友がいる。我が市の隣の市に住んでいることもあり、コロナ禍の前は、毎月、夫婦で会食していた。

長い間太極拳を続け、自宅のご近所さんを集めて、毎朝、太極拳活動を主宰しており、健康には、全く問題がない友だと思っていた。

その彼から、入院したとのメールが届いた。

年末にギックリ腰を起こし、その痛みがだんだん強くなり、総合病院で診察を受けた結果、第3腰椎の圧迫骨折とのことでそのまま入院したという。

ベッドに寝たきりで、トイレなどに動く時は、車椅子を使っているとのこと。

しかも、さらなる検査の結果、「多発性骨髄腫」という血液の癌であることが判明し、転院したという。

別の友人からの情報によると、

「多発性骨髄腫」の罹患者は年間 8千人と比較的少数のガン(胃ガン:13万人、前立腺ガン:9万人)で、骨髄(背骨)で造られる「抗体を造る役目の形質細胞」がガン化する病気。進行すると、骨髄の疾患なので、背骨の圧迫骨折が起こることもある。

とのこと。

これには驚いた。

ぎっくり腰ではなく、「多発性骨髄腫」の故に圧迫骨折が起きたのではないかと懸念する。

最近のメールでは、

体調は一進一退で、あまりかわらない。それでも立ったり歩いたりのリハビリがそろそろ始まるみたいだ。多発性骨髄腫の治療としては、抗がん剤を打っている。効果のほどは、あまり説明が無く、よく判らない。

という。

本人も、入院は長引きそうだと予想しているが、治癒して以前のように会食できる日が来ることを期待して止まない。

ボーッとする2023/02/26 15:24

たまたまインターネットで「ぼーっとすることが大切」という記事が目に入った。

「ぼーっとする状態は、脳にとって必要な時間」だという。「弛緩した時間の中で、普段は考えもしないことが浮かんだり、意外な気付きを得たりすることはよくあって、脳科学的にも解明されている」とある。

また、

  特になんの作業もしていない「ぼーっとした状態」のとき、脳内では
  「デフォルト・モード・ネットワーク」(DMN)が活発に稼働する。DMN
  は、いうなれば「脳のスタンバイ状態」。

  このスタンバイ状態において、脳はこれからの自分の身に起こりう
  ることをシミュレーションしたり、自分の過去の経験や記憶を整理・
  統合したりしている。今の自分が置かれている状況を分析し、イメ
  ージや記憶を想起しながら、脳内で準備を整えている

のだそうだ。

ボーッとするというのはどういうことか

  誰しも、心身が疲弊するなか大変な仕事をやり終えたときや、長
  期に渡る試験期間が終わって緊張が解けたときなどに、放心した
  ような気持ちになることがある。

  周囲の物事に対する興味が(ごく自然に)取り除かれ、頭の中が
  空っぽになる。これこそが、“ぼーっとする” 本来の状態。

だと言う。

因みに、インターネット検索で「ボーッとする」と入力して検索してみた。あるはあるは、まさにごまんと記事がある。

だが、どうしたらボーッとできるのかとなると、あまり、これはという気になるものがない。結構難しい技術のようである。

ある記事には、ボーッとする方法として、

  1. 外を飛んでいく風船のイメージを持つ

    「なんか窓の外を飛んでいるな」ぐらいの距離感で自分の考え
    を眺められれば、浮かんできた考えや感覚も気にならなくなる。

  2. 集中瞑想を行なう

    ・何かひとつの対象に注意をむける
    ・対象に意識を向けてゆっくり息を吐いたり吸ったりを繰り返す
    ・しばらくして意識が散漫になってきたら、その状況を素直に受
     け入れ、再びゆっくり対象に意識を戻す

    自分の呼吸や雨だれの音など、単調で刺激の少ないものに意
    識の対象を向けよう。

    続けているうちに、頭の中に要らない考が浮かんでくることもあ
    るかしれぬ。

    焦らずにゆっくりと意識の対象をしてあげることで、瞑想状態を
    キープできるはず。

  3. 耳を温める

    指先でつまめる程度の大きさの綿を耳の中に入れて、5分間目
    を閉じるだけ。静かで落ち着ける場所を選んで、試してみる。

とある。

八十歳半ばとなり、認知症の心配をするようになってから、常に頭を使っていないと落ち着かない気分になっていた。

ところがこれは脳にはよくないと言う。いささかビックリした。

上記の「3.耳を温める」は補聴器を外せば、実現することなので試してみようと思う。