また階段で転倒した2023/07/23 15:32

コロナウィルス感染症の5類への移行がきまり、ちまたでも、これまで控えてきた飲み会をやろうという傾向が強くなっているが、身近にもその様な提案があり、宮仕えの頃の友人OT、H、NN氏と我が輩の4人での飲み会を持った。

久しぶりの飲み会と言うこともあって、結構な時間と量を飲んだ。

帰りは2人ずつに分かれそれぞれの帰途に就いたが、我が輩は、群馬へ帰るOT氏と有楽町駅に向かった。

結構飲んだためもあろうが、OT氏の歩き振りにいささか不安を感じたので、東京駅での乗車まで、彼を見送ることにした。有楽町駅のエスカレーターで、彼の体勢が崩れそうになったことから、一層、電車に乗るまでは見送らなければならぬと感じ、東京駅で、彼の列車の発車ホームに上がるエスカレータに乗った。

有楽町駅での彼の体勢崩れを意識し、彼の後ろに立ったのだが、またまた、彼が体勢を崩した。今度は完全に後ろに倒れる形になり、我が輩は彼の体重を支えることができず、2人とも後ろに転落・転倒した。

気が付いたら、エスカレータが停止しており、起き上がろうとするが後ろに倒れたためもあり、なかなか立ち上がれなかった。OT氏も我が輩に遅れて立ち上がった。エスカレーターを止めたのは駅員ではなく、通りがかりの乗客だったようだ。幸い軽いかすり傷以外怪我はなかった。

改めてホームに上がる。彼が電車に乗り、電車が動き出すのを見送って、我が輩も別の電車で帰途に就いた。

翌朝、彼から飲み会の我が輩を含め他のメンバーに「今朝無事帰宅した」とのメールが入った。

「今朝、無事帰宅」とのメールに安心はしたものの、駅のエスカレーターで転倒したことには一切触れて居ない。

「今朝帰宅」というのは、OT氏は、夜遅く地元に戻っても、自宅への交通手段がなく、駅近くのホテルに泊まったらしい。

他の2人からは、OT氏のメールに対し、「無事で安心した。少し飲み過ぎだった、次回はもう少し控えよう」という返信があった。

この2人は我々が駅で転倒したことは知らない。

そこで、念のため、こちらから他の2人にも写を入れ下記の内容のメールを返信した。

電車を降りた後駅近くのホテルに泊まったようだが、もしそれをするなら、東京で泊まる方が安全ではないか。他の2人も次回は控え目に飲もうと提案している。飲み過ぎないためには、手酌で飲み 人に酌をするのはやよう。時間をある程度絞ろうと提案した。

OT氏から、「メールを見て駅で倒れたことを想い出した」と返信が来た。完全に忘れていたらしい。

飲み会の参加者は皆80歳超。酔いが過ぎると危険なことを痛感させられた。

飲み会というと、皆飲む方に重点を置き、刺身、干物、冷や奴、焼き鳥などの手軽なものを肴にするが、むしろ、食べ物に重点を置き、飲むのは食べるための食欲増進する飲料とする方が良いのではないかと感じている。

実際、我が輩のコロナ禍以降の晩酌は、夕食のおかずを食べることを旨とし、酒はそのための食欲促進ための脇役として、ちびちびと飲んでいる。その方が、酒のうまさを堪能できるように思う。