ある新聞の購読を止めた2023/08/23 15:49

宮仕えの頃から半世紀ちかく購読していた、NK紙の購読を止めた。

なにか特別な不満があって止めたわけではない。あえて不満を言えば購読料が他の新聞に比べて高いことだが、それは、購読を止めた理由ではない。

宮仕えの頃は、産業界のニュースを仕事の関連で通勤時にあれこれ読んでいたが、宮仕え引退後それらの記事にあまり興味を持たなくなっても四半世紀以上にわたり購読を続けてきた。

NK紙購読を退職後も継続していた理由は、その芸術・美術、科学、歴史などに関する連載記事と最裏面の著名人の現役時代の活動を回顧する随筆が好きで、それらのスクラップを楽しんでいたからだ。

加齢と共に、スクラップ作業が面倒になってきて、あまり続けられないと感じて止めた次第。終活の一環として止めたということだ。

NK紙の他に、結婚以来AH紙を購読していたが、こちらは現在も購読を継続している。これを止めない理由は、カミさんが、止める気がないからだ。

止めてみて気が付いたのだが、NK紙の構成に慣れ親しんでしまっており、AH紙の構成はNK紙購読を止めて3ヶ月経った今も、何か馴染めない。

無論AH紙にも同じような連載記事はあるが、何かNK紙に比べてしっくりしない印象があり、今以て、馴染めない。

退職して間もない頃、13歳年上の叔父から、あのよう政治的に偏りのあるAH紙を購読しているのかと批判を受けたことがあるが、「それとは別に、NK紙を購読しており、自分はその論調に親しみを感じている」と応えたことがある。