便利なインターネット英語辞書 ― 2013/04/29 14:57
最近、インターネットで使える大変便利な英和辞典を見つけた。「Weblio ポップアップ英和辞典」(無料)である。
ホームページ画面の英単語にマウスを当てるだけで、日本語の意味が表示される(ポップアップ表示)。書籍の辞書を開く必要はない。パソコンで使える辞書ソフトや、インターネットで使える辞書を開く必要もない。
読んでいる英文画面の問題の単語のすぐ脇に語義が表示される。大変に重宝なものである。(図1参照)。
パソコンで使える辞書や事典はいくつもある。辞書をパソコンで引くようになってから、もう20年は経つ。
最初に使ったのは、広辞苑、その後、英和活用大辞典、リーダーズ英和辞典、LONGMAN Dictionary of Contemporary Englishを買い足した。いずれも、CD/DVD版の辞書である。
パソコンで引く辞書は、
1.文字の大きさが自由に変えることが出来、小さい文字が見難くなった身には大変見易い
2.1-2文字入力するだけで、候補単語がリストで表示され、目的の単語を見つけ易い
という利便さが魅力で使い始めた。
だが、辞書を引くのに、パソコンソフトを使い、語義の説明をモニター画面で見ると言うだけの違いであり、目的の単語を探し、その語義を読むという手順そのものは、普通に辞書を引くのと変わるものではない。
その後、インターネット上で無料で使える辞書が沢山得られるようになり、それを使うようになってから、CD/DVD版の辞書は殆ど使わなくなった。
インターネットの辞書でも、検索欄に目的の単語や慣用句を入力せねばならないのは、CD/DVD版辞書と変わらない。だが、インターネットは、常時起動しておけば、簡単に画面切り替えができ、辞書としての質はともあれ、その簡便さは、CD/DVD版辞書に勝る。
というわけで、インターネット閲覧用ソフト(インターネットブラウザー)には日本語や英語などの辞書を、ブックマークバー(=お気に入りバー)にいくつか登録して来たし、今もしている。
と書くと、いかにも英語の文書をたくさん読み、日本語の文章をあれこれ読み・書きしているような言い方になるが、英語の文章は、NASAのメールマガジンを読むくらいのもの。
日本語書籍を読むときは、辞書を使うことなど殆どない。分からない単語が出てきても文脈から適当に推測して、済ませている。
NASAのメールマガジンを読む程度とは言え、NASAのメールマガジンは1日1通は届く。読んでいる英語文章の中で単語の意味がわからず、読み進めないとき、いちいち、書籍の辞書を引っ張り出したり、パソコンの辞書ソフトを起動したりしなくても、インターネット画面で辞書を使えるのはやはり便利である。
日本語でメールや手紙を書きながら、ふと、この単語や表現をここで使うのは正しいだろうかなどと迷うときは、やはり、辞書の世話になる。その場合、インターネット辞書の方が、CD/DVD版辞書よりも手軽に利用できる。
インターネットで使える辞書は色々あるが、①辞書ページを別に開き、②目的の単語を検索欄に入力するという手間が必要なものが殆どである。
ところが、今回見つけた辞書は、読んでいる画面上で目的の単語にマウスを当てるだけでその脇に語義が表示される。上記①、②の手間が要らないのである。こんな便利な辞書は、今回見つけた「Weblio ポップアップ英和辞典」以外知らない。
残念ながら、この辞書「Weblio ポップアップ英和辞典」は、ホームページの画面上でないと使えない。
なおかつ、多くの人が使っているホームページ閲覧ソフト(インターネットブラウザー)「インターネットエクスプロアラー(以下 IE)」 では使えない。ブラウザーを Google Chrome に変更する必要がある。
話が横道にそれるが、主宰する我がパソコンクラブでも、殆どの人が、マイクロソフトの IE を使っている。
これは、Windows パソコンには、インターネット閲覧ソフト(ブラウザー)として、IE が、最初からインストールされていたためだと思う。手元に使えるものがあるのに、わざわざ、別のブラウザーに変えるのは面倒ということだろう。
Windows に付録でついているということから、IE は一時世界シェアーの95%を制するまでになったらしい。
しかし、その後、IE よりも軽快に作動し便利と言われる、無料ブラウザー Firefox が公開され、更に、Google Chrome が公開されるに及び、IE は次第にシェアーを落とし、現在、世界では、Google Chrome がトップシェアーの地位についたという。
トップシェアーとはいえ、32%台であり、僅差で IE、25%台で Firefox が3位となっているとのこと。日本では、IE が、まだ50%台でトップシェアーの地位を堅持しているらしい。
IE がシェアーを落とした背景はいろいろあろうが、IE6 まで(2006年まで)は、タブブラウジング(インターネットブラウザー画面に複数のページを表示する機能)に対応していなかったことと、動きが重かったことが大きな理由だと思う。
その後、IE も改良を重ねているが、いまや、体裁は、Google Chrome とほとんど同じようになっている。
閑話休題、Gメールを使っていたこともあり、早くから、Google Chrome をインターネットブラウザーとして常用している。その中で、上記「Weblio ポップアップ英和辞典」を見つけたという次第。
分からない単語にマウスポインタを持っていくだけで、その場ですぐ語義が表示されるという便利さは堪えられない。
ただし、上述のとおり、この辞書、Google Chromeで開いたホームページ画面上でないと使えない。
メールも Web メールであればGoogle Chromeで開けば見られると期待し試してみた。なぜか、Gメールでは使えない。マイクロソフトのメールOutlook(旧 Hotmail)も試したが、これもやはり使えない。ところが、Yahoo メールでは使えた。
「Weblio ポップアップ英和辞典」ほどの簡便さはないが、もう一つ、結構、便利な辞書がある。「Google Dictionary」という英英辞典。
これは目的の英単語をダブルクリックすると語義が英語でポップアップ表示される。単語をダブルクリックする手間以外は、「Weblio ポップアップ英和辞典」と変わらない。
「Weblio ポップアップ英和辞典」を見つけるまでは、これを使っていた。他の辞典では、いちいち辞書のページを別に開かなければならず、読んでいるページを離れなければならないのが面倒だからである。
この辞書の面白いのは、日本語もダブルクリックすると英語を表示してくれること。つまり、和英辞典としても使えることである。(図2参照)
この辞書も、Google Chrome でしか使えない。しかし、Web メールである、Gメール、Outlook(旧Hotmail)、Yahoo メールでも使える。
なお、この二つの辞書、そして、Google Chromeは下記から入手できる。興味或る方はお試しあれ。
・Weblioポップアップ英和辞典
https://chrome.google.com/webstore/detail/weblio%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E8%8B%B1%E5%92%8C%E8%BE%9E%E5%85%B8/oingodpdjohhkelnginmkagmkbplgema?hl=ja
・Google Dictionary
https://chrome.google.com/webstore/detail/google-dictionary-by-goog/mgijmajocgfcbeboacabfgobmjgjcoja
・Google Chrome
http://www.google.co.jp/intl/ja/chrome/browser/?brand=CHMB&utm_campaign=ja&utm_source=ja-ha-apac-jp-ct&utm_medium=ha&utm_term=google%20web%20browsergoog/mgijmajocgfcbeboacabfgobmjgjcoja
ホームページ画面の英単語にマウスを当てるだけで、日本語の意味が表示される(ポップアップ表示)。書籍の辞書を開く必要はない。パソコンで使える辞書ソフトや、インターネットで使える辞書を開く必要もない。
読んでいる英文画面の問題の単語のすぐ脇に語義が表示される。大変に重宝なものである。(図1参照)。
パソコンで使える辞書や事典はいくつもある。辞書をパソコンで引くようになってから、もう20年は経つ。
最初に使ったのは、広辞苑、その後、英和活用大辞典、リーダーズ英和辞典、LONGMAN Dictionary of Contemporary Englishを買い足した。いずれも、CD/DVD版の辞書である。
パソコンで引く辞書は、
1.文字の大きさが自由に変えることが出来、小さい文字が見難くなった身には大変見易い
2.1-2文字入力するだけで、候補単語がリストで表示され、目的の単語を見つけ易い
という利便さが魅力で使い始めた。
だが、辞書を引くのに、パソコンソフトを使い、語義の説明をモニター画面で見ると言うだけの違いであり、目的の単語を探し、その語義を読むという手順そのものは、普通に辞書を引くのと変わるものではない。
その後、インターネット上で無料で使える辞書が沢山得られるようになり、それを使うようになってから、CD/DVD版の辞書は殆ど使わなくなった。
インターネットの辞書でも、検索欄に目的の単語や慣用句を入力せねばならないのは、CD/DVD版辞書と変わらない。だが、インターネットは、常時起動しておけば、簡単に画面切り替えができ、辞書としての質はともあれ、その簡便さは、CD/DVD版辞書に勝る。
というわけで、インターネット閲覧用ソフト(インターネットブラウザー)には日本語や英語などの辞書を、ブックマークバー(=お気に入りバー)にいくつか登録して来たし、今もしている。
と書くと、いかにも英語の文書をたくさん読み、日本語の文章をあれこれ読み・書きしているような言い方になるが、英語の文章は、NASAのメールマガジンを読むくらいのもの。
日本語書籍を読むときは、辞書を使うことなど殆どない。分からない単語が出てきても文脈から適当に推測して、済ませている。
NASAのメールマガジンを読む程度とは言え、NASAのメールマガジンは1日1通は届く。読んでいる英語文章の中で単語の意味がわからず、読み進めないとき、いちいち、書籍の辞書を引っ張り出したり、パソコンの辞書ソフトを起動したりしなくても、インターネット画面で辞書を使えるのはやはり便利である。
日本語でメールや手紙を書きながら、ふと、この単語や表現をここで使うのは正しいだろうかなどと迷うときは、やはり、辞書の世話になる。その場合、インターネット辞書の方が、CD/DVD版辞書よりも手軽に利用できる。
インターネットで使える辞書は色々あるが、①辞書ページを別に開き、②目的の単語を検索欄に入力するという手間が必要なものが殆どである。
ところが、今回見つけた辞書は、読んでいる画面上で目的の単語にマウスを当てるだけでその脇に語義が表示される。上記①、②の手間が要らないのである。こんな便利な辞書は、今回見つけた「Weblio ポップアップ英和辞典」以外知らない。
残念ながら、この辞書「Weblio ポップアップ英和辞典」は、ホームページの画面上でないと使えない。
なおかつ、多くの人が使っているホームページ閲覧ソフト(インターネットブラウザー)「インターネットエクスプロアラー(以下 IE)」 では使えない。ブラウザーを Google Chrome に変更する必要がある。
話が横道にそれるが、主宰する我がパソコンクラブでも、殆どの人が、マイクロソフトの IE を使っている。
これは、Windows パソコンには、インターネット閲覧ソフト(ブラウザー)として、IE が、最初からインストールされていたためだと思う。手元に使えるものがあるのに、わざわざ、別のブラウザーに変えるのは面倒ということだろう。
Windows に付録でついているということから、IE は一時世界シェアーの95%を制するまでになったらしい。
しかし、その後、IE よりも軽快に作動し便利と言われる、無料ブラウザー Firefox が公開され、更に、Google Chrome が公開されるに及び、IE は次第にシェアーを落とし、現在、世界では、Google Chrome がトップシェアーの地位についたという。
トップシェアーとはいえ、32%台であり、僅差で IE、25%台で Firefox が3位となっているとのこと。日本では、IE が、まだ50%台でトップシェアーの地位を堅持しているらしい。
IE がシェアーを落とした背景はいろいろあろうが、IE6 まで(2006年まで)は、タブブラウジング(インターネットブラウザー画面に複数のページを表示する機能)に対応していなかったことと、動きが重かったことが大きな理由だと思う。
その後、IE も改良を重ねているが、いまや、体裁は、Google Chrome とほとんど同じようになっている。
閑話休題、Gメールを使っていたこともあり、早くから、Google Chrome をインターネットブラウザーとして常用している。その中で、上記「Weblio ポップアップ英和辞典」を見つけたという次第。
分からない単語にマウスポインタを持っていくだけで、その場ですぐ語義が表示されるという便利さは堪えられない。
ただし、上述のとおり、この辞書、Google Chromeで開いたホームページ画面上でないと使えない。
メールも Web メールであればGoogle Chromeで開けば見られると期待し試してみた。なぜか、Gメールでは使えない。マイクロソフトのメールOutlook(旧 Hotmail)も試したが、これもやはり使えない。ところが、Yahoo メールでは使えた。
「Weblio ポップアップ英和辞典」ほどの簡便さはないが、もう一つ、結構、便利な辞書がある。「Google Dictionary」という英英辞典。
これは目的の英単語をダブルクリックすると語義が英語でポップアップ表示される。単語をダブルクリックする手間以外は、「Weblio ポップアップ英和辞典」と変わらない。
「Weblio ポップアップ英和辞典」を見つけるまでは、これを使っていた。他の辞典では、いちいち辞書のページを別に開かなければならず、読んでいるページを離れなければならないのが面倒だからである。
この辞書の面白いのは、日本語もダブルクリックすると英語を表示してくれること。つまり、和英辞典としても使えることである。(図2参照)
この辞書も、Google Chrome でしか使えない。しかし、Web メールである、Gメール、Outlook(旧Hotmail)、Yahoo メールでも使える。
なお、この二つの辞書、そして、Google Chromeは下記から入手できる。興味或る方はお試しあれ。
・Weblioポップアップ英和辞典
https://chrome.google.com/webstore/detail/weblio%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E8%8B%B1%E5%92%8C%E8%BE%9E%E5%85%B8/oingodpdjohhkelnginmkagmkbplgema?hl=ja
・Google Dictionary
https://chrome.google.com/webstore/detail/google-dictionary-by-goog/mgijmajocgfcbeboacabfgobmjgjcoja
・Google Chrome
http://www.google.co.jp/intl/ja/chrome/browser/?brand=CHMB&utm_campaign=ja&utm_source=ja-ha-apac-jp-ct&utm_medium=ha&utm_term=google%20web%20browsergoog/mgijmajocgfcbeboacabfgobmjgjcoja
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