ある会合でのスピーチ2018/07/05 15:15

先日、2年前に引退したあるクラブの暑気払いの会合に誘われた。

人と話し合う機会の少なくなっており、懐かしさもあって、喜んで参加した。

そのおり、スピーチを求められ、話したものを、備忘と記録のためブログにしておく。以下スピーチ:


今日は、皆さんのクラブの暑気払いにお誘い頂き有り難うございます。
久しぶりに皆さんのお顔を拝見し、お元気そうなのと懐かしさにウキウキしております。

PC自習クラブを引退してから、満2年になりました。
それまで16年に亘り、週2回二和と三咲で皆さんにお話をしておりましたが、そのように話をする機会が殆どなくなりました。

先日テレビを見ておりましたら、高齢者は人と会話する機会をつねづね持っていると、寝た切りになる確率が大幅に低くなると言っておりました。

毎日1時間、早足で歩き、運動に自信満々のご主人と、運動はさほどしないが、常々、お友達とあって話をしている奥さんの、寝たきりになる確率を評価しておりましたが、奥さんの方が圧倒的に確率が低い結果となりました。

というより、毎日運動をして、体力自信満々のご亭主の方が寝たきりになる確率が極めて高いと出たのです。

というわけで、このような機会を頂いたことを一層嬉しく感じるわけです。

引退して普段何をしているかですが、相変わらず、毎日パソコンに向かっております。

そのため、尻に座りだこができるのではないかと心配になるほどで、これはイカンと週2回のジム通いの他に、天気の良い日は40分程度の散歩をするようにしております。

5月に、かみさんと4泊5日で北陸旅行をしましたが、我ながらあきれるほど、脚力が衰えていることを思い知りました。

週2回のジム通いと散歩程度では、足りないようだと、寝る前にストレッチを6本やり、月2回は、美術館・博物館に通うようにしております。今年はこれまでに15ヶ所ほど美術館・博物館を訪ねました。

後はお遊びと暇つぶしですが、パソコン付属の一人遊びゲームフリーセルに嵌っております。

現在1万ゲーム超やり負けたのは7回のみ勝率99.9%を超えております。

また、ひょんなことから、高校時代_63年前_に買った、徒然草を読んでおります。古文は勉強としては大嫌いでしたが、改めて読んでみて、すばらしいものだと感じ入っております。

最近仕入れた、川柳で、面白いものいくつかご紹介しましょう:(著作権の問題がありそうなので、ここでの掲載は控える)

獺祭を味わう2018/07/15 21:57

獺祭という日本酒があり、大変有名だというのを聞いたのは1年位前だったろうか。ボランティアで主宰していたパソコンクラブの女性メンバーに教えてもらった。

ダジャレではないが、ダッサイとはダサい名前だなとその時は感じた。

文字通り見れば、獺(カワウソ)のお祭りということになる。日本酒と獺とどういう関係があるのか不思議に思っていた。

蔵元の所在地の地名に獺の文字があり、それに因んだ商標らしい。

えらく精米率の高い酒を作っているようで、値段もかなり高いだろうと予想していた。

造り酒屋の何代目かの社長が、伝統の日本酒づくりを科学的に分析、データー化し、杜氏を使わないで、日本酒を作っているという話を聞き、それで美味いのかなと疑問も感じていた。

70代最後の誕生日を迎えた折、息子がお祝いにと持ってきてくれた。精米歩合39%とあった。

それを息子と一緒に味わった。爽やかな味だなと感じた。

6月末に健康診断で、糖尿病ですと診断され、晩酌は1合程度とし、それまで食後に飲んでいた、ワイン、あるいはウォッカをオレンジジュースで割ったカクテル、あるいは、甘いリキュールなどを止めることにしたので、4合瓶が4日持った。

その後、いつもの純米酒に変わったのだが、これが、獺祭の爽やかな飲み口を強く思い出させる結果となった。

通常の純米酒は、後口がなにか残るものがある。獺祭の後口の爽やかさは際立っていることを知った。

晩酌に毎日飲める酒ではないが、何かの折には、また、賞味したいと思う。

山口にある、この蔵元は、先般の豪雨の被害を受け、製造が中止されているとのニュースがあった。