スランプ2015/08/01 17:45

これまで、自分でスランプと感じたり、憂鬱で何もしたくないという気分になったことはない。

何か気がのらないということや、あれこれと迷うことがあり眠りが浅くなることはあっても、体調を崩すほど落ち込んだことはない。さほど長期に面倒を抱えることなく、何とか解決してきた。

しかし、昨年来、やらねばと思いながら、先延ばしにするばかりで、一向に行動を起こさないまま、1年経ってしまったことがある。

人から頼まれたことで、このようなことはないのだが、自分のことだと、「まあ、あとにするか」となってしまう。

これほど、長期に亘り、「しなければ.....」と思いながら一向に手を付けないという状況は初めてのように思う。忘れているのではない、折に触れ気にはなっているのである。でも手を出さない。

昨年7月パソコンの調子がおかしくなった。あれこれ、原因を考え、対策を検討したのは良いとして、手を付けるまでに3週間もかかった。

やっと、動くようにはなった後、他の機器の接続をしているうちまたまた動かなくなる。リカバリーからやり直して、まともに動くようにできたが、そこまで持って行くのに、さらに1ヶ月以上かかった。

取り敢えず、パソコンを使う上での問題はなくなったが、テレビ視聴が出来ない。そのうち、さらに、3台のモニターのうち1台が映らなくなった。不調のモニターだけでつなぐと映る。この原因を究明するのにまた1ヶ月以上。

一所懸命調べて時間を費やしたのではない、ひとつをやり、それがうまくいかないと、次の手を打つのにあれこれ考えるだけでなかなか手がでないのだ。

インターネット情報でやっと原因と対策らしい情報を見つけ、部品を購入して何とか解決した。

しかしテレビの視聴が相変わらずできないまま、1年過ぎてしまった。

そんな自分に嫌気が差し始め、「そろそろ.....」と思い始めた矢先、今度は電源が入らなくなった。いよいよ末期的症状かと思いつつ、またまた、どこから手を付けようかとあれこれ、迷い初めている。

新しいこと_つまりこれまで経験のないこと_に手を出すのが億劫になってきているようだ。それを、いささか情けないなとは思うものの、さほど腹立たしくなることもイライラすることもない。そんな自分を、他人ごとのように見ている自分がいる。

こういうのもスランプというのだろうか