偽ウィルス警告によるパソコン修復詐欺 ― 2017/04/23 10:04
知人が、「夫が、パソコンで詐欺に遭った」とメールしてきた。
ご主人が、インターネットを見ていたら、画面に、急に、ウィルスに感染したとの警告が出て、『ウィルスを除去するためにはマイクロソフトのフリーダイヤルか、またはこのサポート番号に5分以内に電話してください』と電話番号が表示された。
慌てたご主人は電話して、相手の勧めるままウィルス対策サービスのオプションを選択し、クレジット払いの手続きをしたとのこと。
その後、パソコンからウィルスを駆除の操作する必要があるとのことで、パソコン遠隔操作のためのソフトをインストールさせられ、先方が、駆除作業らしき操作を40分位したらしい。
夕方帰宅した知人は、この話はおかしいと気付き、すぐ、クレジットカード使用停止手続きを取り、その日、相手の言うままインストールされた遠隔操作ソフトを削除したとのこと。
また、知人は、IPA 独立行政法人 情報処理推進機構にも、電話して相談したとのこと。最近その手の詐欺情報が増えてきた。情報セキュリティ安心相談窓口では「その詐欺は金銭が目的で、ウィルス嵌め込みや情報抜き取りはしないだろう」と言われたという。
念のため重要なパスワードはすべて変更した。消費者生活センターにも、この件によるクレジットカード支払いについての助言を貰ったという。結果を見てほしいとメールしてきた。
知人のメールを見て、相手が名乗ったという会社名「pcplus.co」を、Google検索し、そのホームページを見た。一見、まともな、ウィルス除去・防止のサービス会社のようなページである。
他の情報も探したが、上記以外に、特に参考になる情報を得られないまま、知人が、パソコン持参で我が家に来た。
パソコンの動きを見る限り、おかしな動きはない。パソコン自体に、知名度の高い、セキュリティーソフトをインストールしてあり、そのソフトからも何ら警告は出ていない。
念のため、他の管理ソフトでも、チェックしてみたが、特段の異常はみられない。
知人は、当日パソコンにインストールされたソフトなどのファイル類は削除したが、まだ、意味の分からないファイルがレジストリーに残っているという。
ウィルスや悪質ソフトなら、パソコンのセキュリティーソフトが防止しているはずだし、金銭に関わりそうなデータはないようだし、メールアドレスなどの個人情報が抜き取られ悪用されるという心配は残るが、その不安についてはしばらく様子を見ましょうと提言した。
とは言え、パソコンや安全対策の専門家ではないので、確信を持って大丈夫だなどとは言えない。個人情報の漏洩は別として、パソコン自体の不安を払拭するには、基本ソフト(OS)を新規にインストールし直すのが一番安全だろうと助言した。
その後、この知人は、他の友人にもこの話をした所、専門家を紹介され、パソコンを調べてもらったという。ウィルスや悪質ソフトなどの心配はないとの診断で、一安心したとのこと。
彼女の相談を受けた後も、キーワードを変え情報を検索してみた所、似たような詐欺の情報がいくつか見つかった。
こういう情報源もあるのかと、感心したのは、電話番号や、所在地、会社名から、その情報を得るJPNumber 電話番号検索(http://www.jpnumber.com/numberinfo_03_4580_9736.html)ページである。このページには、まさに今回の詐欺に関するクチコミ情報がたくさんあった。
この出来事で、改めて下記のことを学んだ。
・セキュリティーソフトは、ウィルスや悪質ソフト防止には取り敢えず信頼できる必須のもの
-取り敢えずは自己のセキュリティーソフトを信頼し、警告にあわてない
・パソコンでの詐欺も、手の込んだやり方になり、騙されやすくなっている
- 警告画面の変更・終了をし難くし、被害者が調べる手段を封鎖し、慌てさせ、動転させる
注:インターネットエクスプローラーは特に、ページの変更ができないという情報がある
-新手の詐欺は、情報が遅れる、従って少ない
注:これを書いている時、改めて、詐欺会社のページを開こうとしてみた、今回、我がパソコンのセキュリティーソフトは「悪質なWebサイトを遮断しました」と表示した
・驚くような画面になっても...なったらなおさら、画面の指示通りにはしない
-電話番号や、マイクロソフトなどという表示を信頼しない
-画面の終了も変更もできず、情報検索もできないようなら、電源を切ってやり直す
・抜き取られると困る情報は、パスワードを付けて管理する_それでも万全かどうかは疑問
-パスワードも、見破られにくいものにしておく
-半角英数字のみや、8桁以下のパスワードは論外
ご主人が、インターネットを見ていたら、画面に、急に、ウィルスに感染したとの警告が出て、『ウィルスを除去するためにはマイクロソフトのフリーダイヤルか、またはこのサポート番号に5分以内に電話してください』と電話番号が表示された。
慌てたご主人は電話して、相手の勧めるままウィルス対策サービスのオプションを選択し、クレジット払いの手続きをしたとのこと。
その後、パソコンからウィルスを駆除の操作する必要があるとのことで、パソコン遠隔操作のためのソフトをインストールさせられ、先方が、駆除作業らしき操作を40分位したらしい。
夕方帰宅した知人は、この話はおかしいと気付き、すぐ、クレジットカード使用停止手続きを取り、その日、相手の言うままインストールされた遠隔操作ソフトを削除したとのこと。
また、知人は、IPA 独立行政法人 情報処理推進機構にも、電話して相談したとのこと。最近その手の詐欺情報が増えてきた。情報セキュリティ安心相談窓口では「その詐欺は金銭が目的で、ウィルス嵌め込みや情報抜き取りはしないだろう」と言われたという。
念のため重要なパスワードはすべて変更した。消費者生活センターにも、この件によるクレジットカード支払いについての助言を貰ったという。結果を見てほしいとメールしてきた。
知人のメールを見て、相手が名乗ったという会社名「pcplus.co」を、Google検索し、そのホームページを見た。一見、まともな、ウィルス除去・防止のサービス会社のようなページである。
他の情報も探したが、上記以外に、特に参考になる情報を得られないまま、知人が、パソコン持参で我が家に来た。
パソコンの動きを見る限り、おかしな動きはない。パソコン自体に、知名度の高い、セキュリティーソフトをインストールしてあり、そのソフトからも何ら警告は出ていない。
念のため、他の管理ソフトでも、チェックしてみたが、特段の異常はみられない。
知人は、当日パソコンにインストールされたソフトなどのファイル類は削除したが、まだ、意味の分からないファイルがレジストリーに残っているという。
ウィルスや悪質ソフトなら、パソコンのセキュリティーソフトが防止しているはずだし、金銭に関わりそうなデータはないようだし、メールアドレスなどの個人情報が抜き取られ悪用されるという心配は残るが、その不安についてはしばらく様子を見ましょうと提言した。
とは言え、パソコンや安全対策の専門家ではないので、確信を持って大丈夫だなどとは言えない。個人情報の漏洩は別として、パソコン自体の不安を払拭するには、基本ソフト(OS)を新規にインストールし直すのが一番安全だろうと助言した。
その後、この知人は、他の友人にもこの話をした所、専門家を紹介され、パソコンを調べてもらったという。ウィルスや悪質ソフトなどの心配はないとの診断で、一安心したとのこと。
彼女の相談を受けた後も、キーワードを変え情報を検索してみた所、似たような詐欺の情報がいくつか見つかった。
こういう情報源もあるのかと、感心したのは、電話番号や、所在地、会社名から、その情報を得るJPNumber 電話番号検索(http://www.jpnumber.com/numberinfo_03_4580_9736.html)ページである。このページには、まさに今回の詐欺に関するクチコミ情報がたくさんあった。
この出来事で、改めて下記のことを学んだ。
・セキュリティーソフトは、ウィルスや悪質ソフト防止には取り敢えず信頼できる必須のもの
-取り敢えずは自己のセキュリティーソフトを信頼し、警告にあわてない
・パソコンでの詐欺も、手の込んだやり方になり、騙されやすくなっている
- 警告画面の変更・終了をし難くし、被害者が調べる手段を封鎖し、慌てさせ、動転させる
注:インターネットエクスプローラーは特に、ページの変更ができないという情報がある
-新手の詐欺は、情報が遅れる、従って少ない
注:これを書いている時、改めて、詐欺会社のページを開こうとしてみた、今回、我がパソコンのセキュリティーソフトは「悪質なWebサイトを遮断しました」と表示した
・驚くような画面になっても...なったらなおさら、画面の指示通りにはしない
-電話番号や、マイクロソフトなどという表示を信頼しない
-画面の終了も変更もできず、情報検索もできないようなら、電源を切ってやり直す
・抜き取られると困る情報は、パスワードを付けて管理する_それでも万全かどうかは疑問
-パスワードも、見破られにくいものにしておく
-半角英数字のみや、8桁以下のパスワードは論外
Win10 Update大苦戦_だが、安く解決! ― 2017/04/30 14:59
Windows10の3回目のアップデートが4月11日に始まった。2015年8月の無償アップグレード後、3回目の大型アップデート。即ち、2015年11月の大型アップデート、昨年8月のアニバーサリーアップデートそして今回のCreatorsアップデートである。
4月14日にこのニュースに気付き、Windows Updateの「更新の履歴」の項に、「お待たせしました! 間もなくWindows10 Creators Updateをお使いいただけます。いち早く手に入れる方法を確認しますか?」とあったので、「はい、方法を確認する」をクリックし、後は画面の指示に従い、アップデートを開始した。
常用のデスクトップPCのアップデートを完了し、現在のデスクトップPCの前の自作デスクトップPCのアップデートも無事完了した。
気を良くして、ノートPC 2台のアップデートも開始したが、これが大苦戦となった。ノートPC 2台は、1台が2010年購入のWin7搭載、1台が2013年購入のWin8搭載のもの。
2台とも、メーカーは「Win10へのアップグレードを推奨しない。アップグレードは自己責任で...」と言っていたが、自己責任でアップグレードした。2台とも、昨年のアニバーサリーアップデートまでは無事終了している。
今回も、2台ともに、無事アップデート完了したと思い、シャットダウンした。
ところが、翌日、2台のノートPCを起動して驚いた。2010年購入のものは、起動し、Windowsロゴマークも表示され、デスクトップ画面まで行くのだが、デスクトップには、常駐の管理ソフトのアイコンひとつが表示されるだけでが、真っ暗な画面となり何も操作できない。
慌てて、もう1台の2013年購入のものを起動してみたが、こちらは、更に悪い。電源を入れた途端、ブルースクリーンとなり、下記のように表示された。
ファイル: \Boot\BCD
状態: 0xc0000034
情報: Windows ブート構成データ ファイルに必要な情報が見つか りません
ノートPCに起こる事が多いトラブルらしい。電源を入れた途端に、いわゆるブルースクリーンになり警告を表示する。このトラブルを解決しない限り、パソコンは使えなくなる。
デスクトップ画面までは行く2010年購入の旧ノートは、リカバリーディスクがあるので、それで、修復インストールを試し、それでもダメなら、最悪、リカバリーでWin7に戻そうと覚悟した。ところが、何と、DVDドライブが認識されなくなっている。
DVDドライブが認識されないのでは、それもできない。メーカーサポートに問い合わせたら、リカバリーはF12キー(パソコンのドライブの起動順位を設定するものらしい)を押す必要があるというのだが、DVDドライブが認識されないのだから、解決策にならない。
一方、2013年購入の新ノートは、そもそもDVDドライブがないこともあり、上記旧ノートをリカバリーするための他、この新ノートにも使えると考え、USB接続の外付けDVDドライブを購入した。
旧ノートの方は、デスクトップ画面までは行くのだから、新しいDVDドライブでうまく行くだろうと期待して、作業開始したが、エラーメッセージが出てリカバリーディスクが起動しない。
どうもBIOS設定で、手違いをしていたらしいことを後で気がついたのだが、この段階で、旧ノートは棚上げし、新ノートの方の解決に手を付けた、インターネットで、できそうなものを幾つか試したが、全て不成功。
こちらも、リカバリーディスクを作っていれば、リカバリーできたかもしれないが。リカバリープログラムが、PCに入っているので作ってなかった。PC内臓のリカバリープログラムも、電源を入れた途端にブルースクリーンになり、BIOS設定もできないので、リカバリーできない。
いよいよお手上げとなって、息子に援助を求めた。息子は、デスクトップまでは行く旧ノートの方を、アップデートプログラムを使って、初期値に戻すとかいうオプションを試した。何と、これで、旧ノートPCは作動するようになった。
ブルースクリーンになった新ノートの方は、アップグレードプログラムを、クリーンインストールすると言って、パソコンを起動できる状態にしてくれた。
「クリーンインストールだから、プロダクトキーを買わなけばならないと思うよ」と言って帰った。
これで、2台とも、Win10 Creatorsアップデート済で使える状態になった。ただし、ブルー スクリーン になった新ノートの方は、起動する度に「Windowsライセンス認証を行って下さい」と警告が出る。
そこで、プロダクトキーをネット購入した。これがまた失敗! Win10 ホーム版のキーを購入してしまった。インストールされているWin10はプロ版であった。クリーンインストールしたのなら、当然価格の安いWin10 ホーム版だろうと思い込んで買ってしまったのだ。
試しに、このキーでライセンス認証としてみた。やはり、認証を拒否された。
ホーム版 のダウンロードインストールをしようとしたが、マイクロソフトのダウンロードサイトからのものは、ホーム版かプロ版かは、クルーンインストールをする際選択するらしいのだが、既にインストールされているものがあると、OSに対応するものを選ぶようで、我がPCの場合、既にインストールされているものがプロ版であるため、一旦これをアンインストールしないとホーム版のインストールが出来ないことがわかった。
面倒だなとの思いが頭をよぎり、他に手はないかとあれこれ考えた。
1. Win10 プロ版のプロダクトキーを新たに購入
作業は一番簡単だが、既に間違ってホーム版のものを購入し、15千円を支出済みであり、更にこれより高い出費をするのは気が進まない。
2. Win10 ホーム版ををクリーンインストール
既に、Win10 プロ版がインストール済みなのに、これをアンインストールしてやり直すのは面白くないし、面倒でもあるが、プロダクトキーは購入済みなので費用の追加はない。
3. Win10を諦め、無料のLinux OS Ubuntuをインストールする
Ubuntuをイストールする手間のみ、追加i費用は、2.同様ゼロ
取り敢えず、1.のWin10 プロ版のプロダクトキーの値段をネットで調べてみた。既に一度調べ、ホーム版のキーを約15千円で購入しているので、気乗りせずぼんやり検索している内、気になるページが見つかった。プロ版キーが3千円弱で購入できるとある。海外の業者(台湾)なのと、この安さは詐欺商法かも知れぬと気になったが、利用者のクチコミ情報は悪くない。
気乗りせぬまま、この販売店のホームページを覗いてみた。英語と日本語ちゃんぽんのページ、だが値段を見て驚いた。更に値下がりして、1700円弱で購入できる。
インチキかも知れぬという心配はあるが、1700円ならインチキだったとしても後悔はないと考え発注した。
すぐにメールで、プロダクトキーが、送られてきた。これを、使って、ライセンス認証をやってみた。一発で、認証完了! 嬉しくなった。
4月14日以来2週間以上、苦戦し、悩み、失敗を重ねたが、なんともあっけない解決で終わった。
失敗は、間違って発注し15千円を無駄にてしまったこと、そして、外付けDVDやインストールプログラムの入ったUSBメモリーの起動順位指定のためのBIOS設定を早とちりで間違えたことだ。
いずれも、慌てて作業したことが原因と反省する。
一件落着だが、新たな問題に気がついた。新ノートのBIOS起動ができない。一難去ってまた一難かと滅入ったが、ともあれ検索でそれらしい対策を探した。
Win10の高速起動設定をオフにすることで直ることがあるというのを見つけ、やってみた。一発で解決した。
それにつけても、この種トラブルに遭うと、解決に時間がかかるのを、頓に実感する。
パソコンは、今後とも新しい技術の開発やソフトの改善等でどんどん変化していくだろう。それに着いていけるのか、不安を禁じ得ない。
そろそろパソコンも、テレビと同じように、ブラックボックスと化し、理屈はわからなくても、誰でも簡単に使える状況になって欲しいと思う今日この頃である。
4月14日にこのニュースに気付き、Windows Updateの「更新の履歴」の項に、「お待たせしました! 間もなくWindows10 Creators Updateをお使いいただけます。いち早く手に入れる方法を確認しますか?」とあったので、「はい、方法を確認する」をクリックし、後は画面の指示に従い、アップデートを開始した。
常用のデスクトップPCのアップデートを完了し、現在のデスクトップPCの前の自作デスクトップPCのアップデートも無事完了した。
気を良くして、ノートPC 2台のアップデートも開始したが、これが大苦戦となった。ノートPC 2台は、1台が2010年購入のWin7搭載、1台が2013年購入のWin8搭載のもの。
2台とも、メーカーは「Win10へのアップグレードを推奨しない。アップグレードは自己責任で...」と言っていたが、自己責任でアップグレードした。2台とも、昨年のアニバーサリーアップデートまでは無事終了している。
今回も、2台ともに、無事アップデート完了したと思い、シャットダウンした。
ところが、翌日、2台のノートPCを起動して驚いた。2010年購入のものは、起動し、Windowsロゴマークも表示され、デスクトップ画面まで行くのだが、デスクトップには、常駐の管理ソフトのアイコンひとつが表示されるだけでが、真っ暗な画面となり何も操作できない。
慌てて、もう1台の2013年購入のものを起動してみたが、こちらは、更に悪い。電源を入れた途端、ブルースクリーンとなり、下記のように表示された。
ファイル: \Boot\BCD
状態: 0xc0000034
情報: Windows ブート構成データ ファイルに必要な情報が見つか りません
ノートPCに起こる事が多いトラブルらしい。電源を入れた途端に、いわゆるブルースクリーンになり警告を表示する。このトラブルを解決しない限り、パソコンは使えなくなる。
デスクトップ画面までは行く2010年購入の旧ノートは、リカバリーディスクがあるので、それで、修復インストールを試し、それでもダメなら、最悪、リカバリーでWin7に戻そうと覚悟した。ところが、何と、DVDドライブが認識されなくなっている。
DVDドライブが認識されないのでは、それもできない。メーカーサポートに問い合わせたら、リカバリーはF12キー(パソコンのドライブの起動順位を設定するものらしい)を押す必要があるというのだが、DVDドライブが認識されないのだから、解決策にならない。
一方、2013年購入の新ノートは、そもそもDVDドライブがないこともあり、上記旧ノートをリカバリーするための他、この新ノートにも使えると考え、USB接続の外付けDVDドライブを購入した。
旧ノートの方は、デスクトップ画面までは行くのだから、新しいDVDドライブでうまく行くだろうと期待して、作業開始したが、エラーメッセージが出てリカバリーディスクが起動しない。
どうもBIOS設定で、手違いをしていたらしいことを後で気がついたのだが、この段階で、旧ノートは棚上げし、新ノートの方の解決に手を付けた、インターネットで、できそうなものを幾つか試したが、全て不成功。
こちらも、リカバリーディスクを作っていれば、リカバリーできたかもしれないが。リカバリープログラムが、PCに入っているので作ってなかった。PC内臓のリカバリープログラムも、電源を入れた途端にブルースクリーンになり、BIOS設定もできないので、リカバリーできない。
いよいよお手上げとなって、息子に援助を求めた。息子は、デスクトップまでは行く旧ノートの方を、アップデートプログラムを使って、初期値に戻すとかいうオプションを試した。何と、これで、旧ノートPCは作動するようになった。
ブルースクリーンになった新ノートの方は、アップグレードプログラムを、クリーンインストールすると言って、パソコンを起動できる状態にしてくれた。
「クリーンインストールだから、プロダクトキーを買わなけばならないと思うよ」と言って帰った。
これで、2台とも、Win10 Creatorsアップデート済で使える状態になった。ただし、ブルー スクリーン になった新ノートの方は、起動する度に「Windowsライセンス認証を行って下さい」と警告が出る。
そこで、プロダクトキーをネット購入した。これがまた失敗! Win10 ホーム版のキーを購入してしまった。インストールされているWin10はプロ版であった。クリーンインストールしたのなら、当然価格の安いWin10 ホーム版だろうと思い込んで買ってしまったのだ。
試しに、このキーでライセンス認証としてみた。やはり、認証を拒否された。
ホーム版 のダウンロードインストールをしようとしたが、マイクロソフトのダウンロードサイトからのものは、ホーム版かプロ版かは、クルーンインストールをする際選択するらしいのだが、既にインストールされているものがあると、OSに対応するものを選ぶようで、我がPCの場合、既にインストールされているものがプロ版であるため、一旦これをアンインストールしないとホーム版のインストールが出来ないことがわかった。
面倒だなとの思いが頭をよぎり、他に手はないかとあれこれ考えた。
1. Win10 プロ版のプロダクトキーを新たに購入
作業は一番簡単だが、既に間違ってホーム版のものを購入し、15千円を支出済みであり、更にこれより高い出費をするのは気が進まない。
2. Win10 ホーム版ををクリーンインストール
既に、Win10 プロ版がインストール済みなのに、これをアンインストールしてやり直すのは面白くないし、面倒でもあるが、プロダクトキーは購入済みなので費用の追加はない。
3. Win10を諦め、無料のLinux OS Ubuntuをインストールする
Ubuntuをイストールする手間のみ、追加i費用は、2.同様ゼロ
取り敢えず、1.のWin10 プロ版のプロダクトキーの値段をネットで調べてみた。既に一度調べ、ホーム版のキーを約15千円で購入しているので、気乗りせずぼんやり検索している内、気になるページが見つかった。プロ版キーが3千円弱で購入できるとある。海外の業者(台湾)なのと、この安さは詐欺商法かも知れぬと気になったが、利用者のクチコミ情報は悪くない。
気乗りせぬまま、この販売店のホームページを覗いてみた。英語と日本語ちゃんぽんのページ、だが値段を見て驚いた。更に値下がりして、1700円弱で購入できる。
インチキかも知れぬという心配はあるが、1700円ならインチキだったとしても後悔はないと考え発注した。
すぐにメールで、プロダクトキーが、送られてきた。これを、使って、ライセンス認証をやってみた。一発で、認証完了! 嬉しくなった。
4月14日以来2週間以上、苦戦し、悩み、失敗を重ねたが、なんともあっけない解決で終わった。
失敗は、間違って発注し15千円を無駄にてしまったこと、そして、外付けDVDやインストールプログラムの入ったUSBメモリーの起動順位指定のためのBIOS設定を早とちりで間違えたことだ。
いずれも、慌てて作業したことが原因と反省する。
一件落着だが、新たな問題に気がついた。新ノートのBIOS起動ができない。一難去ってまた一難かと滅入ったが、ともあれ検索でそれらしい対策を探した。
Win10の高速起動設定をオフにすることで直ることがあるというのを見つけ、やってみた。一発で解決した。
それにつけても、この種トラブルに遭うと、解決に時間がかかるのを、頓に実感する。
パソコンは、今後とも新しい技術の開発やソフトの改善等でどんどん変化していくだろう。それに着いていけるのか、不安を禁じ得ない。
そろそろパソコンも、テレビと同じように、ブラックボックスと化し、理屈はわからなくても、誰でも簡単に使える状況になって欲しいと思う今日この頃である。
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