パソコンSSD起動とWindows7と8のデュアルブート ― 2013/06/27 16:50
パソコンの組立そのものは完了したことは、数日前のブログに書いた。
だが、今回の新しいパソコン組立で、最終的な形として目論んでいたことは未だ実現してない。
1.起動を、ハードディスクからではなく、SSDからの起動にして迅速起動を実現すること。
2.慣れるのに手間取りそうなタッチ操作が売りのWindows8に一気に乗り換えるのは避け、慣れたWindows7と新しいWindows8のどちらも新しいパソコンで利用できるようにする、いわゆるデュアルブート(2重起動)ができるようにすること
これが当初の目論見だった。その作業にようやく着手した。
6月22日(土):旧SSDのファームウェア アップデート
ファームウェアというのは、
「ハードウェアの基本的な制御を行うために機器に組み込まれたソフトウェア。機器に固定的に搭載され、あまり変更が加えられないことから、ハードウェアとソフトウェアの中間的な存在としてファームウェアと呼ばれている」(IT用語事典)
ということだそうだ。つまり、SSDが円滑に機能するように組み込まれるソフトと言うことらしい。SSDにはこの言葉がつきもののように見える。
この作業自体は2度目だが、前回の作業を全く覚えておらず自信が持てず、あれこれとインターネット情報を探すばかりで、なかなか手を付けられずにいた。
近頃の優柔不断姿勢に自ら腹を立て挑戦。メーカーホームページからダウンロードしたファームウェアーとマニュアルを使い、実行。マニュアル通りにうまくいった。
6月23日(日):SSD起動への転換
1.旧SSD(Crucial M4 256GB)にSeucreErase実施
SecureEraseというのは、SSDを購入当初の状態に戻す作業とのこと。SSDは使用しているうちに劣化し、機能が低下する。それを回復するための手段と言うことらしい。
これまでの情報では結構面倒な準備が必要で、前記ファームウェアアップデート同様なかなか踏み切れないで居たのだが、TxBenchなるフリーソフト雑誌で見つけ、これを利用。Windows7で実行できると言うことで、手間が掛からなそうなのが、気に入った。うまくいったようだ。
2.SSD取り付け位置変更
ケース中段にある3.5インチベイに取り付けていたのだが、狭いところに二つのSSDを納めるため配線が絡んで作業がしにくい、簡単に取り付けられる別の3.5インチベイに移動した。この作業だけで大変手間取った。
3.旧SSDへのWindows7移転。
これも、2度目。こちらは何となく作業を覚えていたこともあり、マニュアルに従い実行してうまくできた。
当初の予定は、ハードディスクのWindowの7インストールドライブのみを移転するつもりだったが、アプリをインストールしてあるもう一つのドライブを含めハードディスク全体を移転されてしまったのは想定外。だが、これを当初意図したようにすることはあきらめた。
4.新SSDへWindows8 インストール失敗
新SSD(OCZ Vector 256GB)は、ファームウェアは最新のもので、アップデートは不要だった。買ったばかりゆえ、SecureEraseも必要ない。
Windows8インストールは今回が初めてゆえ、直接SSDにWindows8をインストールした。 ところが、どういう手違いか、Windows8をインストールするドライブの選択オプションが表示されず、Windows7を移転した旧SSDに上書きインストールされてしまった。
6月24日(月):SSD起動への転換2
1.旧SSDへWindows7ドライブ再移転
昨日の作業で、旧SSDに移転したはずのWindows7がWindows8に書き換えられてしまったため、改めて旧SSDにWindows7とアプリの入ったハードディスクドライブを再移転。
2.新SSDへのWindow8インストール
改めて、Windows8インストールに挑んだのだが、昨日同様、ドライブ選択の画面が表示されないため、新SSDへのインストールができない。
インターネット検索でデュアルブートのための手順をあれこれ探し、これまでの手順が間違っていたこと判明。
- Windows8のインストールDVDをWindows7で開きセットアップを開始したが、これでは上書きインストールになる
- インストールDVDをDVDドライブに挿入し、DVDドライブからパソコンが起動するようにBIOS設定して、インストールをしなければならない
- さらに、インストール方法の選択で、アップグレードインストールではなく、カスタムインストールを選ばなければならない。
これでやっと、新SSDへのWindows8が完了した。
3.アプリインストール
しかし、カスタムインストールでは、Windows8しかインストールされず、Windows7にインストールされているアプリやファイル・フォルダー等をWindows7と共有することができない。
つまり、アプリなどはすべて新たにインストールしなければならない。取り敢えず、Office2013のインストールを実行。
そのほか、セキュリティーソフト、日本語変換ソフトATOKパスポート、Dropbox、Skydriveインストールをした。
SSDへのOSと一部アプリのインストールだけで、大変な時間のかかる作業になってしまった。
残るアプリのインストールだが、取りあえず緊急を要すると思われるものは、インストールした。後は必要を感じたところで、インストールすることにする。
どうやら、Window7と8のデュアルブートにしたため却って面倒になったと言うことのようで、Windows8に積極的に移行しないと使い勝手は良くならないのかも知れない。
6月25日(火):ケースを閉じる(完成)
アプリのインストール作業はまだまだあるが、OSのSSDへの移転・インストール、そして、Windows7と8のどちらも起動できるデュアルブート構成SSDのPC設置は完了。やっと、パソコンケースの箱を閉めることができる。
4月20日に部品発注、24日全ての注文品到着以来、2ヶ月余、当初のもくろみ通りの機械が完成した。
以前の経験を覚えておらず、まるで初めての経験のような感じながらの作業だったし、集中力がなくなっているのを実感しながら、のんべんだらりと進めてきた作業だったが、終わってみると、思ったより早く終わったような気がする。
SSDからの起動に変えたことで起動時間が、Windows7については、従来の半分以下になったことは確認できた。
Windows8はそれ自体が、起動時間が短くなっているようだ。
そのほかはこれから使いながら確かめていきたい。多分、意図したこととは違うことが、あれこれと起こることだろう。
何はともあれ、10作目パソコン自作は終了したと実感できる。
自らに「お疲れ様!」
だが、今回の新しいパソコン組立で、最終的な形として目論んでいたことは未だ実現してない。
1.起動を、ハードディスクからではなく、SSDからの起動にして迅速起動を実現すること。
2.慣れるのに手間取りそうなタッチ操作が売りのWindows8に一気に乗り換えるのは避け、慣れたWindows7と新しいWindows8のどちらも新しいパソコンで利用できるようにする、いわゆるデュアルブート(2重起動)ができるようにすること
これが当初の目論見だった。その作業にようやく着手した。
6月22日(土):旧SSDのファームウェア アップデート
ファームウェアというのは、
「ハードウェアの基本的な制御を行うために機器に組み込まれたソフトウェア。機器に固定的に搭載され、あまり変更が加えられないことから、ハードウェアとソフトウェアの中間的な存在としてファームウェアと呼ばれている」(IT用語事典)
ということだそうだ。つまり、SSDが円滑に機能するように組み込まれるソフトと言うことらしい。SSDにはこの言葉がつきもののように見える。
この作業自体は2度目だが、前回の作業を全く覚えておらず自信が持てず、あれこれとインターネット情報を探すばかりで、なかなか手を付けられずにいた。
近頃の優柔不断姿勢に自ら腹を立て挑戦。メーカーホームページからダウンロードしたファームウェアーとマニュアルを使い、実行。マニュアル通りにうまくいった。
6月23日(日):SSD起動への転換
1.旧SSD(Crucial M4 256GB)にSeucreErase実施
SecureEraseというのは、SSDを購入当初の状態に戻す作業とのこと。SSDは使用しているうちに劣化し、機能が低下する。それを回復するための手段と言うことらしい。
これまでの情報では結構面倒な準備が必要で、前記ファームウェアアップデート同様なかなか踏み切れないで居たのだが、TxBenchなるフリーソフト雑誌で見つけ、これを利用。Windows7で実行できると言うことで、手間が掛からなそうなのが、気に入った。うまくいったようだ。
2.SSD取り付け位置変更
ケース中段にある3.5インチベイに取り付けていたのだが、狭いところに二つのSSDを納めるため配線が絡んで作業がしにくい、簡単に取り付けられる別の3.5インチベイに移動した。この作業だけで大変手間取った。
3.旧SSDへのWindows7移転。
これも、2度目。こちらは何となく作業を覚えていたこともあり、マニュアルに従い実行してうまくできた。
当初の予定は、ハードディスクのWindowの7インストールドライブのみを移転するつもりだったが、アプリをインストールしてあるもう一つのドライブを含めハードディスク全体を移転されてしまったのは想定外。だが、これを当初意図したようにすることはあきらめた。
4.新SSDへWindows8 インストール失敗
新SSD(OCZ Vector 256GB)は、ファームウェアは最新のもので、アップデートは不要だった。買ったばかりゆえ、SecureEraseも必要ない。
Windows8インストールは今回が初めてゆえ、直接SSDにWindows8をインストールした。 ところが、どういう手違いか、Windows8をインストールするドライブの選択オプションが表示されず、Windows7を移転した旧SSDに上書きインストールされてしまった。
6月24日(月):SSD起動への転換2
1.旧SSDへWindows7ドライブ再移転
昨日の作業で、旧SSDに移転したはずのWindows7がWindows8に書き換えられてしまったため、改めて旧SSDにWindows7とアプリの入ったハードディスクドライブを再移転。
2.新SSDへのWindow8インストール
改めて、Windows8インストールに挑んだのだが、昨日同様、ドライブ選択の画面が表示されないため、新SSDへのインストールができない。
インターネット検索でデュアルブートのための手順をあれこれ探し、これまでの手順が間違っていたこと判明。
- Windows8のインストールDVDをWindows7で開きセットアップを開始したが、これでは上書きインストールになる
- インストールDVDをDVDドライブに挿入し、DVDドライブからパソコンが起動するようにBIOS設定して、インストールをしなければならない
- さらに、インストール方法の選択で、アップグレードインストールではなく、カスタムインストールを選ばなければならない。
これでやっと、新SSDへのWindows8が完了した。
3.アプリインストール
しかし、カスタムインストールでは、Windows8しかインストールされず、Windows7にインストールされているアプリやファイル・フォルダー等をWindows7と共有することができない。
つまり、アプリなどはすべて新たにインストールしなければならない。取り敢えず、Office2013のインストールを実行。
そのほか、セキュリティーソフト、日本語変換ソフトATOKパスポート、Dropbox、Skydriveインストールをした。
SSDへのOSと一部アプリのインストールだけで、大変な時間のかかる作業になってしまった。
残るアプリのインストールだが、取りあえず緊急を要すると思われるものは、インストールした。後は必要を感じたところで、インストールすることにする。
どうやら、Window7と8のデュアルブートにしたため却って面倒になったと言うことのようで、Windows8に積極的に移行しないと使い勝手は良くならないのかも知れない。
6月25日(火):ケースを閉じる(完成)
アプリのインストール作業はまだまだあるが、OSのSSDへの移転・インストール、そして、Windows7と8のどちらも起動できるデュアルブート構成SSDのPC設置は完了。やっと、パソコンケースの箱を閉めることができる。
4月20日に部品発注、24日全ての注文品到着以来、2ヶ月余、当初のもくろみ通りの機械が完成した。
以前の経験を覚えておらず、まるで初めての経験のような感じながらの作業だったし、集中力がなくなっているのを実感しながら、のんべんだらりと進めてきた作業だったが、終わってみると、思ったより早く終わったような気がする。
SSDからの起動に変えたことで起動時間が、Windows7については、従来の半分以下になったことは確認できた。
Windows8はそれ自体が、起動時間が短くなっているようだ。
そのほかはこれから使いながら確かめていきたい。多分、意図したこととは違うことが、あれこれと起こることだろう。
何はともあれ、10作目パソコン自作は終了したと実感できる。
自らに「お疲れ様!」
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