老人ホームを見学した ― 2023/04/23 11:42
奥様を亡くし一人暮らしを続けていた友人が、老人ホームへの移転を決めたと聞き、我が身を振り返った。
何とはなし、現在の持ち家でどちらか一方が介護を要する事態になり、老々介護が難しくなったときに老人ホームへの移転をしようと漠然と考えていた。
しかし、その時点では多分子供達に面倒をかけることになると気づき、出来るなら子供達に面倒をかけないように、早めに老人ホームに移っておく方が良いかなと考えた。
そこで、老人介護施設のWebページを覗き始め、取り敢えず、近くにある施設を見学してみた。今のところ、介護を必要とする状態ではないので、そのような施設を探し、見学した。
介護を必要としないが必要なら介護サービスを受けれる施設を業界用語で、「サービス付き高齢者住宅(サ高住)」と言うらしい。
我が家の近くで、昨年開設したばかりの「サ高住」を見学させてもらった。新しいためもあり、非常に清潔な印象の「サ高住」であった。
二人用の部屋は満室で見学できず、一人用の部屋しか見学できなかった。一人用は18平米または25平米。一人用の狭い方は台所、浴室、洗濯場は無い。2人用は36平米でこの中に台所、風呂、手洗い、洗濯場、クローゼットを収めるものとなる。
2人用の部屋は、実質的に使える広さは14畳程度。ここに、ベッド2台、文机、テレビ台、飲食テーブルを入れたら、あまり隙間はないのではないかと思われる。
現在の生活環境に比べ、いかにも狭い。食事はすべて施設内の食堂で毎日提供を受けることが可能なので、部屋を少しでも広くするには、その手しか無いだろう。それでも、広いという感じにはならない。
何か、高級な下宿という感じである。家庭的な雰囲気は感じられない。特に、一人部屋は、まさに下宿そのものである。
広く、快適な施設もあるだろうが、そのような施設は、費用が高すぎてとても入居出来る代物ではないだろう。
今回見学したところの2人用部屋は約36平米で月に約28万円かかる。我が身が生きている内は何とかやって行けそうだが、もし我が身が先に逝くと、カミさんには、わが公的年金の4分の3しか収入がなくなる。一人用部屋に変わるにせよ、遺族年金だけではやって行くのはつらそうだ。
二人で生活するにせよ、現在の生活程度の快適度ですら期待すべくもなく、せせこましい生活に慣れるほかなさそうだ。
であれば、二人で生活できる限りは今の生活を続け、一方が介護を必要にすることになっても、老々介護と外部からの介護サービスを受け、いよいよ本格介護が必要となり老々介護もむずかしいという事態になるまで、老人ホーム移転はしない方が良さそうだと結論した。
その事態では、子供達に面倒をかけることが避けられなくなりそうだが、そうならないよう蓄えをしておかねばならないようだ。
何とはなし、現在の持ち家でどちらか一方が介護を要する事態になり、老々介護が難しくなったときに老人ホームへの移転をしようと漠然と考えていた。
しかし、その時点では多分子供達に面倒をかけることになると気づき、出来るなら子供達に面倒をかけないように、早めに老人ホームに移っておく方が良いかなと考えた。
そこで、老人介護施設のWebページを覗き始め、取り敢えず、近くにある施設を見学してみた。今のところ、介護を必要とする状態ではないので、そのような施設を探し、見学した。
介護を必要としないが必要なら介護サービスを受けれる施設を業界用語で、「サービス付き高齢者住宅(サ高住)」と言うらしい。
我が家の近くで、昨年開設したばかりの「サ高住」を見学させてもらった。新しいためもあり、非常に清潔な印象の「サ高住」であった。
二人用の部屋は満室で見学できず、一人用の部屋しか見学できなかった。一人用は18平米または25平米。一人用の狭い方は台所、浴室、洗濯場は無い。2人用は36平米でこの中に台所、風呂、手洗い、洗濯場、クローゼットを収めるものとなる。
2人用の部屋は、実質的に使える広さは14畳程度。ここに、ベッド2台、文机、テレビ台、飲食テーブルを入れたら、あまり隙間はないのではないかと思われる。
現在の生活環境に比べ、いかにも狭い。食事はすべて施設内の食堂で毎日提供を受けることが可能なので、部屋を少しでも広くするには、その手しか無いだろう。それでも、広いという感じにはならない。
何か、高級な下宿という感じである。家庭的な雰囲気は感じられない。特に、一人部屋は、まさに下宿そのものである。
広く、快適な施設もあるだろうが、そのような施設は、費用が高すぎてとても入居出来る代物ではないだろう。
今回見学したところの2人用部屋は約36平米で月に約28万円かかる。我が身が生きている内は何とかやって行けそうだが、もし我が身が先に逝くと、カミさんには、わが公的年金の4分の3しか収入がなくなる。一人用部屋に変わるにせよ、遺族年金だけではやって行くのはつらそうだ。
二人で生活するにせよ、現在の生活程度の快適度ですら期待すべくもなく、せせこましい生活に慣れるほかなさそうだ。
であれば、二人で生活できる限りは今の生活を続け、一方が介護を必要にすることになっても、老々介護と外部からの介護サービスを受け、いよいよ本格介護が必要となり老々介護もむずかしいという事態になるまで、老人ホーム移転はしない方が良さそうだと結論した。
その事態では、子供達に面倒をかけることが避けられなくなりそうだが、そうならないよう蓄えをしておかねばならないようだ。
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